アジア通貨危機は起こるのか?
最近円安がかなり加速しています。
過熱感がある。危険だ。とさまざまな所で言われています。
IMFから一昨日は国際決済銀行も円安について触れられていました。
さまざまな機関から円安危惧を耳にします。
長期的に見たら円安は避けられないですが、現時点では円安になりすぎだと私も思います。
またタイのバーツ高も最近じわじわ上昇しています。
少し前まで一バーツ≒3円でしたが最近一バーツ≒4円に近づいています。
長期的にバーツ高に進むのは仕方のないことですが、
輸出が中心のタイにとってはよくない方向に進んでいます。
ここでアジア通貨危機は再び起こることはあるのでしょうか。
一部の方々が最近アジア通貨危機の前と似ているといっているようです。
元々アジア通貨危機はヘッジファンドが固定相場制のバーツに空売りを仕掛けたことから始まります。
これによりタイ政府は米ドルの外貨準備金をバーツに換えて乗り切ろうとしましたが、
外貨準備金が底をつき、変動相場制に変更せざるをえませんでした。
その後変動相場制にしたことにより、バーツ安が連鎖的に下げていったところを、ヘッジファンドは買い戻し利益を得ていきました。
これを各国に仕掛けていったことからアジア通貨危機となりました。
このようなことが再び起こるのか?
アジア各国の外貨準備高がタイなど5か国に中国を加えると、2006年には計1兆5056億ドル。97年(2355億ドル)の6・4倍だそうです。
それに対してヘッジファンドの運用資金はシンガポールの調査会社「ユーレカヘッジ」の調査によると、1390億ドルと、97年(90億ドル)の15倍以上だそうです。
どうなるのでしょうか。
世界的な金余りの状態が現在エマージング市場に流入しています。
これがアジア通貨危機のようなことがきっかけで、資金が一気に引く流れが起きると、当分塩漬けもしくは大赤字。
エマージング投資をする人にとって気をつけておきたいリスクですね。
引用読売新聞より




