タイの株式市場
タイで株を取引するとなると取引所をまず知っておきましょう。タイには東証一部、二部といった取引所があります。
タイ証券取引所(SET)
タイの株式市場はほとんどがこのタイ証券取引所で取引が行われています。そしてこの中でもメインボードとフォーリンボードというものがあります。メインボードではローカル株とNVDRが取引されていて、フォーリンボードではフォーリン株が取引されています。
二部市場(MAI)
これもタイ証券取引所(SET)と同じでメインボード、フォーリンボードがあり、ローカル株とNVDRそしてフォーリン株が取引されています。
そして以下に記したような形で市場が成り立っています。ちなみに1バーツ=約3円となっています。下図を見ると分かると思いますが規模的に見ると、SETは日本の東証一部、そしてMAIは東証マザース(新興市場)のようなものです。
| 市場名 |
上場数 |
上場企業特徴 |
| SET |
470社 |
資本金3億バーツかつ事業継続3年以上 |
| MAI |
39社 |
資本金2000万バーツかつ事業継続2年以上 |
そもそもタイに投資するということは、タイからすると私たちは外国人投資家となります。そのためいろいろと制約があります。その中でも特に重要となっているものがローカル株、フォーリン株、NVDRというものがあります。そこでそれらをこれから紹介していきます。
ローカル株
普通の制約がない株です。基本的にはタイ国内の投資家向けである。ただし外国人投資家が買うと議決権、配当などのの権利がなくなります。
NVDR(議決権なし保護預託証書)
議決権がない外国人向け株式となっています。それ以外の配当、株主割当増資、新株引受権の権利が保証されています。これは2001年に作られた外国人投資家向けの株式です。ちなみのこのNVDRをタイ現地の方が買うと逆に、議決権、配当などの権利がなくなります。
フォーリン株
外国人向けの株で、総株式の49%までを保有出来る株です。フォーリン株には必ず、銘柄コードに(-F)がついています。上記のNVDRができる以前は、外国人投資家はこのフォーリン株しか買うことができませんでした。このフォーリン株はローカル株に比べローカル株に比べ、基本的に割高となっています。また流動性が低いため、注文をしてもなかなか取引成立するのが難しい特徴を持っています。
| 種類 |
ボード |
議決権 |
配当 |
流動性 |
| 居住者 |
外国人 |
居住者 |
外国人 |
| ローカル株(L株)
| ローカル
| ○
| ×
| ○
| ×
| 高
|
| NVDR
| ローカル
| ×
| ×
| ○
| ○
| 高
|
| フォーリン株(F株)
| フォーリン
| ×
| ○
| ×
| ○
| 低
|